MANABLOG

会社を退職して独立への道を進んでいる25歳。趣味は合唱と指揮と20世紀前後のオペラ歌手鑑賞。

年間300回、延15,000人に話し手分かったプレゼンの5つのコツ

話すのが上手い人と下手な人の差はほんのちょっとしたことなんです。

 

話す内容を覚えられないとか、あるいは、本番になると緊張して内容がとんでしまうから上手く話せないんだ~、なんて人は少なくないと思います。

ですが、実際のプレゼンにおいて、話す内容を一字一句頭に入れておく必要があるかというと、全然そんなことはありません。

というか、プレゼンの上手い人は、一字一句覚えたりなんてことをしていません。

 

では、プレゼンが上手い人はどうやって話をしているのか。

また、プレゼンが上手い人と下手な人の差はなんなのか。

 

以下、ぼくが年間300回以上人前で話して分かったプレゼンのコツ、について5つのポイントにまとめてお伝えします。

 

1.一字一句覚えるな、流れで覚えろ

一字一句丸暗記しようとしてはいけません。

大切なのは、全体の大まかな流れをつかむことです。

 

プレゼンの準備で原稿を用意しますよね。慣れていない人っていうのは、ここで、用意した原稿を一字一句覚えようとしてしまうんです。

「本日はお集まりいただきありがとうございました。これより、私の発表を始めさせていただきます。……」

こういうのを、まるまる。

 

これってすごく大変なんです。なにせ頭めっちゃ使いますから。

覚えるのに頭使いますし、それを保持しておくのにも頭を使います。

さらに、プレゼンの緊張感に耐えながら、それを思い出し、口で再生して~となると、もう相当なエネルギーを消費するわけですよ。

ハッキリいって、これは無駄です。

 

ではどうすればよいのか。

流れで覚えます。

まずは挨拶をしよう。会場の雰囲気に合わせながら声のトーンとか第一声を決めようかな。

次はプレゼンの趣旨を話そう。いきなりごちゃごちゃ言っても分からないから、最初はシンプルにまとめて。

で、趣旨で気を引けたら、ちょっとずつ内容に踏み込んでいこう。

 

こういう思考を経て、念のため手元のメモには「挨拶→趣旨→内容……」といった具合に書いておきます。

すると、どうしようもなく緊張して、頭の中が真っ白になったとしても、流れを書いておいたメモがあるので、その場で修復することができます。

メモを見る時も、一行一行書いてあるわけではないので、自分が今どこを話していて、次にどこに行けばいいのかが一目でわかるのです。

 

もちろん、プレゼンの準備段階では「自己紹介はこう話す」「趣旨はこう話す」ってのをリハーサルしておきますよ!

ですが、それをまんま覚えるのではなく、なんとなくの流れで覚えておくのです。

 

これが一つ目のコツ、流れで覚えるです。

 

 

2.間の重要性

間と言われてもイマイチ想像できないと思うので、簡単な例を出します。

「みなさんこちらをごらんください」

「みなさん…こちらをごらんください」

 

両方音読してみてください。

2つ目の例に「…」が入っていますね、これが間です。

 

プレゼンで、聴衆の興味をグッと惹きつけられる人っていうのは、この間の使い方が絶妙に上手いんです。

 

先ほどの例でも分かります。

1つ目の例のように「みなさんこちらをごらんください」と言った場合。

大部分の人は、サラッと聞き流してしまいます。

しかし、2つ目の例のように「みなさん…こちらをごらんください」と言った場合はどうでしょうか。

みなさん、と言ってから少し間をおくことで、聴衆の視線は一度あなたに集まります。そうして、一度視線を集めてから、ちょっともったいぶった風に「こちらをごらんください」と言ったらどうでしょうか。

聴衆は間違いなく、あなたの指した方向に興味を持ちます。

 

これを、上手に使いこなせれば、聴衆の興味を自在に操ることができます。

 

 

3.内容に自信を持つ

話す内容に自信をもつ、というのは基本であり、かつ非常に重要なことです。

が、ここで言いたいのはその一歩先のこと。

自信を持っていることを聴衆に伝える、これが大切です。

 

堂々と話している人と、自信がなさそうに話している人がいたら、多くの人は堂々と話している人の話を聞きます。

自信がなさそうに話している人の話は、信憑性に乏しいと脳が勝手に判断してしまうからです。または、聞いていてもどかしく思うか。

 

ですので、話し手は、自信を持つだけでなく、それをなんとなくの雰囲気として醸し出す必要があります。

そのために、胸を張ったり顔を上げたり、または身振り手振りを付けてみて、堂々とした様子を作る必要があるのです。

 

4.聴衆に語りかける

ただ原稿を読むように話す人と、こちらに語りかけるように話す人がいたら、あなたはきっと後者の話を聞きたいと思うはずです。

手元の紙を見ながら、棒読みのようにダラダラと話す人。

一方で、こちらに目線を配り、「どうですか?」「どう思いますか?」と語りかけるように話す人。

後者が選ばれるのは必然です。

 

人は、自分に向けられたメッセージか、他人に向けられたメッセージかを、明確に判断できる能力を持っています。

これは特殊な能力ではなくて、赤ん坊のころからずーっと育まれている能力です。

 

プレゼンの上手い人は、この点をよく理解しています。

逆にいえば、

「自分が聞き手だったら、どう話してくれる人が楽しいかな」

「どんな風に話してくれたら分かりやすいかな」

こういう点を押さえられれば、誰でも上手に話すことができるのです。

 

 

5.強調したいポイントでためる

これは話すうえでの一種のテクニックなのですが、これを読んでいるあなたも日常生活できっと使っています。

 

どんなテクニックかと言うと、

「今日スカイツリー見たんだけどさ、すっごいキレイだったよ!」

これです。

こういう内容を友人に話すとしましょう。

あなたは、太字で強調した「すっごい」のところで”ため”を作るはずです。

 

違う例を出しましょう。

「あのときさ、ほんっと怖かったったんだから。」

この時も、あなたは「ほんっと」で”ため”を作るはずです。

 

これがテクニックなのです。

 

プレゼンが上手い人、聴衆を楽しませる人と言うのは、このテクニックを巧妙に取り入れています。

強調したいところ、目立たせたいところでグッとためを作る。

これにより、話の流れにアクセントがつきますし、聴衆のテンションも乗ってきます。

 

このテクニックは非常に簡単でありながら、得られる効果が高いものです。

最初の頃は、こんな砕けた表現していいのかな……とか心配になるかもしれませんが、プレゼンなんて聴衆を楽しませてなんぼです。ガンガン使いましょう。

 

まとめ

プレゼンのコツを5つの項目に分けてお伝えしました。

なんとなくの雰囲気は伝わりましたか?

 

ぼく自身、今となっては100人いようが1000人いようが関係なく、むしろ聴衆がいれば居るほど燃えるタイプなのですが、最初の頃はダメダメでした。

同じことを繰り返し、凝り固まった言い回しをして、聞き手を怒らせてきました。

「お前の話はつまらん、いつになったら終わるんだ」と。

 

それでも、回数を重ねていけばなんてことなくなります。

相変わらず緊張はしますけど(笑)、どうしたら聴衆を楽しませられるか、なんてことを考えながらプレゼンを進めることができるようになりました。

 

これを読んでいるあなたにもきっとできます。

というか、絶対出来ます。

必要なのは、一歩踏み出す勇気と回数。

一歩踏み出してみれば、案外なんとかなるものです。

 

ということで、長文お付き合いくださりありがとうございました。

 

(おわり)