MANABLOG

会社を退職して独立への道を進んでいる25歳。趣味は合唱と指揮と20世紀前後のオペラ歌手鑑賞。

題名のない音楽会の合唱特集がいい意味で予想を裏切ってくれた

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(出典:題名のない音楽会HPより)

 

2016年5月22日(日)

題名のない音楽会で合唱曲の特集が組まれました。

テーマは「平成VS昭和 いま歌いたい合唱曲の音楽会」。

SNSを通してアンケートを取り、平成と昭和に分けて、上位3位をそれぞれ紹介、山田和樹指揮のもと東京混声合唱団が演奏するという内容でした。

 

久々の合唱特集、その印象は……

小躍りしながら観てました!

大学を卒業してから、めっきり合唱から遠ざかってしまったのが大きいんだと思いますが、とても胸躍る時間でした。

曲の作り方とかはひとまず置いといて、やはり大学時代のほとんどを合唱にささげた身としては、合唱というものにスポットライトが当てられることを非常にうれしく思います

 

昭和の曲の安定感

昭和の合唱曲の順位は以下の通り。

渋いとこついてくんなぁ~って感じ(笑

  1. 大地讃頌
  2. 気球に乗ってどこまでも
  3. Ave Verum Corpus

コテコテの合唱曲と言うよりも、音楽の授業で扱うような曲がほとんどですね。

あんまりコアな合唱曲は番組側が意図的に避けたのかもしれません(笑

 

ぼくだったら、木下牧子の「方舟」チョイスです。一般人は絶対にわかりませんね。

 

平成の曲のナニソレ感と意外性

平成の合唱曲の順位は以下の通り。

昭和とは打って変わって、卒業ソングがメインの選曲って感じです。

  1. 旅立ちの日に
  2. 桜ノ雨
  3. 虹(森山直太朗

で! 2曲目の「桜ノ雨」という曲はですね、初音ミクというボーカロイドが歌った卒業ソングなんですって。

それを最初に聞かされたとき「いや~いくらなんでもそれは違くね?」と思ったんですよ。で、演奏を聴いた。

 

そしたら、、、これがまたいい曲なんですね!笑

こう、歌詞がめちゃめちゃストレートなんですね。友達との思い出を歌っているんですけど、またそれがメロディックでね、ついジーンときてしまう。

これ指揮したら、演奏中に泣くなって思いました。

 

選曲に見えてくる昭和と平成の違い

昭和の選曲に対して、平成の選曲は感情が込めやすい、という特徴があります。

ダイレクトに人の気持ちを歌っているので、歌う側も指導する側も非常に気持ちが込めやすい、曲に対するイメージがしやすいんです。だから曲作りも比較的容易です。

 

それに対して、昭和の選曲というのは、人の感情をダイレクトに歌っているものではなく、大地への感謝だったり、大空への憧れだったり、天への祈りだったり、ちょっとイメージしにくい。ですから、頭を使って曲を考えないと、ただ音符をなぞっただけのつまらない音楽になってしまう。

 

こんな差があると感じました。

 

だからなんだ、ということはなくてですね。

別に、昭和の方が高尚だーなんてことはサラサラ考えていません。

ただ、ちょっとお固く生真面目なイメージのある合唱曲が、より世間に分かりやすいような形に変化しようとしている、そんな印象を受けました。

そしてそれは、教会音楽から世俗的な楽曲へ移っていったのと、似たものがあったりするんじゃないかなーと感じた次第です。

 

最後に、題名のない音楽会HPのURLを載せておきます。

サイトに飛んだ先に、前回放送された演奏の音源があるっぽいので、合唱に興味ある人ない人構わず、みんな聞いてみてください。

www.tv-asahi.co.jp

 

オススメは、旅立ちの日に桜ノ雨

(昭和はないんかい!ってね・笑)

 

東京混声合唱団と山田和樹さんの指揮に関しては、別エントリで書きたいと思います。